営業職がどうやって「はてな」を続けるか

ここしばらく、はてな界隈からゴブサタしてる。なぜかというと、ここのところずっとインターンをやってて、朝から晩まで法人への飛び込み営業をしてるから。学生だというのに、PCの前に座ってられる時間が極端に短くなった。

最初のころはそれでも、電車内だとか昼食後の空いた時間に、携帯からはてブをチェックしたりしてた。んでもって、おもしろいのがあったらGmailに記事のアドレスを送っておいて、あとで改めてブックマークしたりしてた。


でも、最近はそれすらもしてない。空き時間には名刺の整理や顧客との交渉段階の確認や、自分の成績の見直しばかりしてる。毎日毎日10分ごとに別のクライアントと会話(営業トーク)をするような環境では、机上のコミュニケーション論を読んで感心するような気分には到底ならない。


web上にあるtipsやリテラシーへの考え方といったものから遠ざかっている。幸いながらこの生活は年内に終わるので〝遅れ〟はすぐに取り返せるかと思うが、もしも普通の会社で毎日毎日営業を朝から晩までしている状況が数年続いたとしたら、もはや会社内でも「パソコンのすごく得意な人」ではなくなるだろうなぁと思う。ExcelでREPEAT関数を利用することでセル内に簡易グラフを描くとか、ヤフーのblogでは転載機能が盛んに用いられてwebで問題提起がなされているとか、そんなことすらも把握できなくなるだろう。


俺は自分のアイデンティティの大きな部分として、情報処理能力が一般よりは高いレベルにあるということを認識してると思う。根が理系だし、PCを触り始めたのは5歳だし、なにより自分の知識を使って回りの人間に役立ってきた。それによって評価もされた。また、積極的に情報収集や発信をする場を生活の中に組み込むことで、知識やスキルや勘を日常的に磨いてきた。


体を動かして顧客と対話することを通して身につくスキル、これもそりゃもう、もの凄く大きい。この数ヶ月で自分のコミュニケーション能力は飛躍的に伸びた。正直、今の「人に頼み込むスキル」をフルに発揮したら、基本的に口説けない女のコはそう多くないと思う。なぜなら、多くの学生は身振り構わず相手を説得することができないから。行動力を妨げるようなプライドは捨ててしまえるような「メタ・プライド」のようなものを身につけた自信がある。それくらい、営業で見につくスキルは大きいと実感できる。


結局、まだ社会にも出てない俺にふさわしいのは、ゼネラリストになることだ。いろんな方面の知識やスキルをまんべんなく身につけるべきなんだ。数ヶ月ごとに生活スタイルをガランと変えるとか、もしくは一週間の中でなるべく異なる方面の物事を経験できるようなスケジュールを組むとか。


俺は「はてな」から離れたくはない。そのためには工夫が必要だ。今日は体調くずしてダウンしてしまって仕事を休んでるので、せっかくなのでwebを泳ぐぞー。

と思ってたら来月アタマまでにやっておくべきプライベートのタスクがあって、また延期。講習会にでも出て、GTDをしっかり導入してみようかしらねぇ。はぁー。